最近、スーパーで、商品にスマホのカメラを熱心に向けている人たちを見かけました。よく見ると、カメラをかざした先には中国語の文字が。
中国人観光客が、売っている商品が何かを知るためにパッケージのテキストを翻訳していたんです。
正直、スマホで翻訳ができるのは知っていましたが、テキストを打ち込むのが面倒だな…と感じていました。今ではこんなに機能が進化していて使いやすくなってるんですね。思わず試したくなってしまいました。
そこで今日は、カメラ翻訳の使い方をご紹介します。コロナも明けて、そろそろ海外旅行へ行こうかなと考えている人は、ぜひ出発前にマスターしてみてください。
カメラ翻訳とは
スマホのカメラで映した文字を、翻訳してくれる機能のことです。看板やポスター、商品のパッケージなどのテキストを自動で読み込んでリアルタイムに翻訳してくれるので、目についた文字を知りたいときに便利。
入力せずにカメラを向ければ翻訳できるので、手軽で入力ミスもありません。
カメラ翻訳は、iPhoneにも Androidにも搭載されています。他にもカメラで翻訳する方法はいくつかあります。
iPhoneのカメラ機能・写真を翻訳する
カメラに向けた文字がテキストとして認識されたら、メニューから翻訳をタップすると翻訳が表示されます。
写真のテキストを翻訳したい場合は、写真を選択して画面上に表示される「≡」アイコンをタップ→翻訳をタップすると写真内のテキストが翻訳されます。
Google翻訳アプリで翻訳する
Google翻訳アプリをダウンロードして起動したら、「カメラ入力」をタップすると、カメラをかざして映った文字が自動的に検出されて翻訳されます。看板やポスターの文字など、大きな文字の意味を知りたいときに便利です。
Googleレンズで翻訳する
Googleレンズは、カメラに映したものや保存した画像に写っているものを調べられる機能です。
カメラに写った場所や有名人、花や植物の品種などさまざまなものを調べられますし、ショッピングの商品ページへリンクすることもできます。
使い方は、Googleレンズを開いてシャッターボタンをタップし「翻訳」をタップするだけ。直感的に使えて便利です。
このように、印刷物やWebサイトなど、外国語で内容が分からないものを知りたいときに使えるカメラ翻訳。とくに海外旅行のときには大活躍しそうですね。
カメラ翻訳をよく利用する人は、Google翻訳アプリのような専用アプリをスマホにダウンロードしておくのがおすすめです。開いてすぐに使えるので、調べ物の時短にもつながりますよ。