
ひとり旅は、自分のペースで好きな場所をめぐれる自由さが魅力。でもそのぶん、準備や移動中のちょっとした不便に悩まされることもありますよね。荷物が重くて疲れてしまったり、あれこれ詰めすぎて使いたいものがすぐ出てこなかったり……。そこで今回は、ひとり旅をもっと快適に楽しむために役立つパッキング術や便利グッズ、移動時の工夫を紹介します。
荷造りがぐっとラクになるパッキングの工夫
パッキングのポイントは「取り出しやすさ」と「スペースの確保」です。まず、使うシーンごとにアイテムを分けて、ポーチや袋にまとめておくと便利。たとえば、ホテルで使うもの、移動中に必要なものなど、グループごとにまとめておくとスーツケースの中がぐちゃぐちゃにならず、必要なときにすぐ取り出せます。
服の収納は、Tシャツや靴下などはくるくる巻いて圧縮し、シャツやワンピースは折りジワがつかないよう丁寧に畳んでおきましょう。荷物が増えることを見越して、スーツケースの1/3くらいは空けておくと、帰りの荷造りもスムーズです。
そして、重たいものはスーツケースの下部(車輪側)に配置することで、持ち運び時のバランスが安定します。これだけで、移動中のストレスがぐっと軽くなりますよ。
持っていてよかった!おすすめの旅行グッズ
まずひとつあると便利なのが、ランドリーネットやジッパー付きの袋。使い終わった衣類やタオルを分けて収納できるだけでなく、帰宅後そのまま洗濯機に入れられるので手間も減らせます。
圧縮袋も人気のアイテムです。帰りにお土産が増えたとき、かさばる衣類をぐっと小さくできるのが嬉しいところ。さらに、エコバッグや風呂敷は、ちょっとした買い物や荷物の仕分けにも活躍します。使わないときは小さくたためるので、バッグにひとつ入れておくと安心。
そのほか、スマホのモバイルバッテリーやUSB変換アダプター、寝るときに使えるネックピローやアイマスクなど、自分の旅スタイルに合ったグッズを揃えておくと、より快適な旅になります。
無理なく移動するためのひと工夫
旅の疲れを減らすには、荷物をできるだけ軽くすることが大切です。たとえば、旅先で洗濯できるようにしておけば、持っていく服の量を抑えられます。最近はコインランドリー付きの宿も増えてきているので、選ぶ際のひとつのポイントにしても良さそうです。
また、バッグの種類も大事。宿の移動が多いならリュックやボストンバッグ、荷物を預けられる旅ならキャスター付きのスーツケースが便利です。自分が旅先でどう動くかを考えて選ぶだけで、移動中の快適さがぐんと上がります。
そして、移動中に読む本や音楽プレイヤー、スマホスタンドなど、ちょっとした待ち時間を楽しめるアイテムを準備しておくと、時間の使い方が豊かになります。一人の移動時間も、ちょっとしたご褒美タイムに変わるかもしれません。