最近、私たちZ世代を中心に、昭和レトロが流行っているらしいです。
ノスタルジックな雰囲気のものが全般的に好きな私はレトロも大好き。数日前に、昔っぽいデザインの食器を売っているショップを見つけて気になっていますが、あれももしかすると昭和レトロなんでしょうか。
というわけで、今日は昭和レトロについて調べてみました。
昭和レトロとは
昭和時代の雰囲気を感じさせる場所や物のことです。独特なフォントやセピアっぽい色褪せたような色使いが斬新でおしゃれ、「エモい」と、SNSを中心に若者世代の間で広がっています。
オフラインカルチャーへの憧れやY2Kファッションの流行からきているもので、オフラインなものに新鮮味を感じる、ファッションがリバイバルしていることが理由のようです。
昭和に流行ったものならジャンルを問わず好まれていて、昭和風の素材を使った家具や雑貨なども人気となってきています。
使い捨てカメラ
昭和レトロの火付け役ともなったのが、フイルム式の使い捨てカメラです。
色彩や解像度がリアルになった今のような鮮やかな写真よりも、どこかぼやけたような色味とピンボケしたような具合が、逆にエモい、深いとして人気になりました。
また、今のように写真を映したときすぐに確認できず、失敗することもあるインスタントカメラは、今の若者にとって新鮮味があるようです。あえて味わいや雰囲気を出すために手に取る人が増えています。
昭和歌謡
昭和時代を彩った歌手やアイドルたちが歌う歌謡曲に魅了される若者もいます。作り込まれたビジュアルに、バブルを彷彿とさせる豪華な衣装。キャッチーなタイトルや親しみやすいメロディライン、深みのある歌詞に共感を持つ人もいるようです。
また、1970~1980年代に流行した日本のシティポップは世界的に人気となっていて、音楽サイトのダウンロード数で有名になった曲もあります。
レコード、カセット
レコードやカセットのようなアナログものの記録媒体も人気があります。レコードやカセットのかすれた音や雑音が逆に味わい深いと人気なほか、見た目がおしゃれで可愛いと、インテリアとして購入する人もいるとのこと。
純喫茶
昭和の時代から続く純喫茶のメニューも、Z世代にとっては新鮮です。とくにメロンソーダにアイスクリームが乗った昔ながらの「クリームソーダ」は、SNS映えするとしてさまざまなカラーリングが登場。レトロな純喫茶を背景に、クリームソーダとともにアップする女子が急増しています。