一人旅をきわめたら、リタイア後に必ず行きたいのが世界一周のクルーズ船。
老後に悠々自適に旅をしている人生の先輩方の話を聞くと、憧れてしまいます。日本からも出港しているクルーズ船はもちろん、外国から出ているクルーズ船も魅力的ですね。
飛行機でもなかなか行くのが難しい国や地域の名所を、一度は巡ってみたいものです。
そこで今日は、未来の自分のために予備知識を高めておこう!と、世界一周クルーズ船について調べてみました。
世界一周クルーズ船とは
世界一周クルーズ船とは、旅行者を乗せて、半年ほどかけて地球を一周する大型の客船や豪華客船のことです。
船の運航会社やルートによって異なりますが、一度に20~30か国を巡ることができます。
世界各国の港が発着地となっているため、寄港したらその土地へ降りて現地を観光できるのが魅力。
世界的なクルーズブームから、日本から出港するクルーズ船も増えています。
世界一周クルーズ船のメリット
クルーズ船の一番の魅力は、何といっても移動時間の自由度の高さです。
船内では飲食はもちろん、ダンスホールやミュージックホール、カジノなどのエンターテイメントが備わっていて、目的地に着くまでの間を好きに過ごせます。
プールやスポーツジム、ジャグジー、ミニゴルフ場などのアクティビティも完備されているので、健康的に過ごせるのもポイント。
万が一体調がすぐれなければ医師のいる医務室もあり、体調に不安がある方も安心です。
他にも、バーやラウンジ、美容室、図書室、公園のように整備されたパークと、まるで街ごと移動している感覚で過ごせます。
数か月~半年という時間を飽きずに過ごせると世界的に人気です。
南極へ行けるクルーズ船も
最近では氷の海を進む「砕氷船」の技術が進歩して、南極などの極地へ行けるクルーズ船ツアーも登場しています。
これまで南極と言えば、特別な訓練を受けた限られた人しか訪れることはできませんでした。
砕氷船タイプの豪華客船なら、快適な温度の室内でリラックスしながら移動できますし、船によっては、バルコニー付きの客室もあるので、窓を開けたらすぐそこは氷の世界!という特別感を味わえます。
世界一周クルーズ船は、日本の旅行社が実施しているツアーもありますが、添乗員付きのツアーなら英語や外国語が話せなくても安心です。出発準備から出港までアドバイスしてくれるので、はじめての人は利用しやすいでしょう。
一人で旅をしたい場合も、団体ツアーに申し込めばサービスを受けられるので、十分楽しめそうです。