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カウンター席でひとり寿司を楽しむコツ

新鮮なネタで作られた寿司

最近、私たちアラサー世代の間でもソロ活が定着してきました。
でも、そんなソロ活の中でも特に難易度が高いと感じてしまうのが、回らないお寿司屋さんのカウンター席ではないでしょうか。

「作法が難しそう」「時価って書いてあったらどうしよう」……。
そんな不安から、のれんをくぐるのを躊躇してしまう気持ち、痛いほどわかります。
でも実は、カウンター寿司こそ、大人の女性が一人で楽しむのにぴったりの場所なんです。
今回は、そんな憧れのひとりカウンター寿司デビューを飾るための、ちょっとしたコツとマナーを調べてみました。

「おまかせで」は魔法の言葉

席に着いてまず困るのが、何をどう頼めばいいのかわからない問題です。
メニューがないお店もありますし、あっても順番を考えるのが難しいですよね。そんな時は、知ったかぶりをせず、素直におまかせにするのが一番スマートです。

おまかせでお願いしますと伝えるだけで、その日の最高のネタを、一番美味しい順番で出してくれます。
もし予算が不安なら、予約の電話の際や入店時にお酒込みで1万円くらいでお願いできますか?と先に伝えてしまって大丈夫。

むしろ、予算を伝えたほうが板前さんも構成を組みやすくなるそうです。苦手な食材やアレルギーがある場合も、このタイミングでハッキリ伝えておきましょう。

ちなみに、通な頼み方として少しつまんでから、握りに移行するというスタイルがあります。
最初にお刺身などのつまみとお酒を楽しみ、その後に握りを数貫いただく。これだけで「お、このお客さん、わかってるな」という空気が流れるから不思議です。

「美味しい」が最高のコミュニケーション

カウンター席の緊張感の正体は、目の前にいる板前さんの存在ですよね。
何か話さないといけないのかな?と身構えてしまいますが、無理に会話を広げようとしなくて大丈夫です。

板前さんは、お客さんが食事を楽しんでいるかどうかを一番気にしています。だから、食べた瞬間に笑顔で美味しいですと伝えること。これだけで十分なんです。

もし会話を楽しみたいなら、ネタについて質問するのが鉄板です。

これは何というお魚ですか?今の時期が旬なんですか?

自分の仕事(料理)に興味を持ってもらえるのは、職人さんにとって嬉しいもの。そこから、実はこの魚はね…と、ネットには載っていないような面白い話が聞けるかもしれません。
寡黙で怖いと思っていた職人さんが、実は話し好きだった、なんてこともよくある話です。

女性だからこそ気をつけたいマナー

最後に、女性が一人で行く際に気をつけたいマナーについて。
お寿司屋さんは、繊細な香りを楽しむ場所です。なので、香水や香りの強いハンドクリームは絶対にNG。

せっかくの新鮮な魚の香りや、酢飯の香りを邪魔してしまいます。これは粋ではないですよね。

また、カウンターの白木(しらき)は非常に傷つきやすい素材です。
腕時計やブレスレット、大きな指輪などは、食べる時にお皿やカウンターに当たって傷をつけてしまう恐れがあるので、席に着いたら外してバッグにしまっておくのが大人の配慮です。

スマホで写真を撮るのも最近はOKなお店が多いですが、シャッター音を響かせたり、何枚も撮って食べるのが遅くなったりするのは無粋。
一枚だけ撮らせてもらっていいですか?と一言断って、サッと撮ってすぐに食べるのが一番美しい振る舞いです。

美味しいお寿司と、心地よい緊張感。
背筋を伸ばしてカウンターで過ごす時間は、自分自身をちょっと良い女にしてくれる気がします。
次の週末は、自分へのご褒美に、勇気を出して暖簾をくぐってみませんか?